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事故しない運転が身につく|実践ですぐにいかせる安全運転研修

安全運転

2024.02.22 (木)


安全運転をするなら、まずは車の運転に慣れることが大事です。
このように思っている方が多いと思いますが、実は半分正解で半分不正解です。

安全運転をするなら車の操作を繰り返し練習する。道路状況はいろいろな場面があるので、とにかく多くの場面を経験する。このような方法で練習をすることが多いため、「運転は慣れることが大事」というイメージが強くあるのだと思います。
確かに慣れも必要ですし間違ってはいません。ただし、これだけでは足らないのです。

この記事では、さらに効果的に安全運転をするために必要なことを、私たち企業様向けに運転研修をしているプロからお伝えしていきたいと思います。
どうぞ最後までじっくりお読みください。

 

事故しない運転が身につく|実践ですぐにいかせる安全運転研修のイメージ

目次

「運転が出来るようになること」と「事故をしない運転をすること」の違い

運転が出来るようになるには、車が動く仕組みや車の特性を知って、正しい運転操作を身につける必要があります。
真っ直ぐ進むための走り方や曲がるための方法は、反復練習をすることで大抵の方は出来るようになります。

しかし、今この場面で何が起こりそうなのかを予測したり、このまま進んだら接触する危険性があるから止まろうと判断したりするためには、ただ運転が出来るようになるだけでは身につきません。
事故をしない運転をするためには、自分だけでなく他の交通に対して危険な思いをさせていないことや、安全に配慮することを常に意識して実践することが求められます。

このように「運転が出来るようになること」と「事故をしない運転をすること」はまったく違うものなのです。

 

事故をしない運転が身につく安全運転研修

事故をしない運転とはどのような運転なのか。
確実でミスのない運転操作と、事故になるリスクを作らない予測と判断がもっとも重要なことです。
ここからは、私たちヒューマンダイナミクスが行っている運転研修でも伝えたり、実際にお客様へ実施したりしている内容をもとに書いていきます。

 

正確でミスのない運転操作を身につけてもらう

私たちの運転研修を受けるお客様は、ほとんどの方が仕事で車を使っていることもあり、運転操作はできる方ばかりです。
だからこそ、知らず知らずのうちに身についた独自のやり方や、万が一の時に対応が取れない“ラクな”操作をしていても危険だということに気づかない事があります。

ハンドルの回し方ひとつとっても、車が曲がることが出来るからいいのではなく、少ない操作で正確かつ安全に曲がることが出来る操作を習慣にしてもらいます。
すべては、たった1回の「何かがあった時に手遅れにならないようにするため」なのです。

正しくない運転操作や危険を伴う運転操作をしている場合は、その理由と改善したことで得られる効果も伝えさせていただき修正をしていきます。

 

感情的にならずに運転をすること

ほぼ全員と言ってもいいくらい、運転中に感情をおさえる事ができる人は少ないと思います。
今まで、10,000人以上の運転研修に携わってきましたが、研修中の運転では感情的になることはありません。ただ、業務中の運転の様子を聞いてみると、割り込みされて腹が立ったり前の車が遅くて苛立ったり、渋滞が多くて焦ったりと何かしら感情的になることがあったようです。

感情的になり運転が雑になることで、事故を起こすリスクや交通トラブルになるリスクが増えてしまいます。
人は感情で生きているからこそ、感情的にならないように運転をすることも事故をしない運転をするために必要なことです。

私たちの運転研修では、この点についても座学講習や安全セミナー、個別ディスカッションなどを通して受講する方へ伝えていきます。

 

何が起こるかをたくさん予測できるようにする

この先の道路で何が起きるかを当てるのは難しいですが、予想することはできます。
何を予測すればいいのか。どんな予測をすればいいのか。

・相手がどのような動きをするか予測すること
・自分の車がどのように進めばいいかを予測すること

最低でもこの2つの視点で予測ができるようになると、ゆとりが持て準備もできるので私たちの運転研修でも予測訓練をしっかりとしていきます。

 

安全な間隔と安全な速度で対応する習慣を身につける

車の横幅や長さなどの車両感覚が身についていると、狭い道でも速い速度のまま通過することができます。また、僅かな行けるタイミングを狙って曲がったり進んだりすることもでいます。
結果的にぶつかっていないのであれば時間は流れてしまい、この時の記憶もだんだんと薄れてしまい、また同じような事を繰り返します。

車両感覚があり状況に合わせて速度を作れるからこそ、あえて広い間隔が取れないなら進まない事、危険が考えられる場面や複雑な道などを走る場面では速度を落とすことを研修ではしてもらいます。

すなわち、誰から見ても安全な間隔を取っていること、そして誰から見ても安全な速度で走ることに慣れる必要があります。

 

 

 

最後に|運転の練習は独学かプロに任せるか

運転が不安な人は、ひとりで運転の練習をすることは辞めたおいた方がいいです。
何を身につければいいかも分からず、どのような練習をすれば身につくかも分からない事が多いからです。

私たちのようなプロの講師は、その人がどのような運転をするかを運転をする前に観察します。もちろん確実に当てることは不可能です。ただ、ある程度の予測をすることは出来ます。
どれだけ予測をしてどれだけ準備をしておくかで、どのような人にも対応ができるのです。

これは運転も全く同じで、基本に沿った運転を守りながら状況に合う運転を行う。
そして出来るようにする伝え方と出来るようになる練習方法が合致して、初めて人は出来るようになります。

これはプロだからこそ出来ることであり、プロだからこそ言えることなのです。

ぜひ運転に関するご相談、お問い合わせはいつでもお気軽にどうぞ。
少しでも迷っていたら、その時がやる時でもあるのです。