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【春の運転に備えて】 事故をしないために知っておきたい安全運転術

安全運転

2024.02.04 (日)


1年のうちで、もっとも交通事故が多いのが12月と言われます。
ただ、暖かくなる春、特に5月以降も交通事故は多く発生しています。
新入社員として入社し、すぐに車を運転して仕事をする場合には、春の運転にも十分に注意をしたいところです。

業務で車を使う社員さんを多く抱えている企業は、入社時に「どのくらい運転ができるのか」「苦手なところはないか」「車の運転を練習させた方がいいのではないか」など、特に新入社員や若手社員の方に対して、このように思うのではないでしょうか。

今回の記事では春先に注意したい運転についてまとめました。
ぜひ、車をよく運転する方だけでなく、たまにしか運転をしない方にも読んでいただき事故をしないための安全運転をしていきましょう。

 

【春の運転に備えて】 事故をしないために知っておきたい安全運転術のイメージ

目次

春に起こりやすい車のトラブルについて

安全運転をするための具体的な方法を述べる前に、まずは車のメンテナンスに関することに少し触れておきたいと思います。

春ならではの車に起こりやすいトラブルです。

まずはバッテリーの過放電(バッテリーあがり)があります。
特に2020年のコロナ禍と言われた時は、冬の寒さでバッテリーが弱りやすいことに加えて車に乗る機会も減ったことから、バッテリーあがりが増えていました。
日本自動車連盟(JAF)では、2020年のバッテリーあがりは4月単月だけで約40%を占めたという発表もあります。
冬の寒さでバッテリーが消耗していたことに加えて、1回に走る走行距離が少ない場合は春に向けて一度バッテリーをチェックしておいた方が良さそうです。

 

そして2つ目に注意をしたいのはタイヤです。
特に、冬に備えてスタッドレスタイヤを履いているのであれば、春に備えて必ずサマータイヤへ履き替えておくことです。
スタッドレスタイヤは、ノーマルタイヤとくらべて寒い地域でもよく効くようにゴム質は柔らかく溝は深めになっています。そのため、氷や雪の道ではスリップ防止などの効果を発揮します。しかし、乾いたアスファルトの路面では制動距離が長くなり燃費も悪化しやすいです。

さらに、冬にサマータイヤを保管している場合には、春になって履き替える前にタイヤをチェックしておくことでパンクやバーストの危険性に気づけることもあります。
ぜひタイヤを交換するタイミングで、溝の減り具合、空気圧、劣化具合などを確認しておきましょう。

 

春の運転で実践したい安全運転術

ここからは具体的な安全運転の方法を見ていきましょう。
春ならではの危険要素もあるので注意深く読み進めてもらいたいと思います。

 

春の陽気からくる眠気対策

これまで厳しい寒さだった冬から、温かく陽気もいい春へと移り変わることで、どうしても運転中に襲いかかる睡魔は気をつけたいものです。

慢性的な睡眠不足をはじめ、昼食後や仕事おわりでホッとしている時の運転には警戒が必要です。
他にも花粉症の影響、疲労、精神的なストレスなど、眠気が襲ってくる要因は多岐に渡りますので日頃からの自己管理と働く環境整備がポイントになります。

疲労を蓄積させないための仕事のやり方や休息の取り方、体調管理などを特に行うこと。そして仕事やプライベートが充実するような日々の過ごし方など、運転に影響する要因が日常には多くあることを知っておきましょう。

 

周りの交通に注意した運転

運転経験が浅いドライバーや、気候が良いことから歩行者や自転車の人も増える傾向にあります。

学校では新学期が始まり、会社では新入社員が入社する。人の動きも増えることから、必然的に車や歩行者の数も増えていくのです。
特に、5月以降になると通学に慣れてきた小学生や、自転車通学をしている高校生との接触事故が増加傾向にあります。

周りの車の動きをよく見ることや、万が一を考えて歩行者や自転車の動きを予測しておくこと。当たり前の事かもしれませんが、この積み重ねた危機管理が事故を起こさない運転になっていくのです。

早めの認知、そして自分勝手な予測をするのではなく「本当に大丈夫かな」という気持ちで予測と判断をすること。間違っても無意識のまま惰性で車を動かすことは避けることです。

 

ドライバーの気分的なものが影響する

新年度を迎える時期でもあるので、新しい職場や部門、そして新しい業務内容など、身の回りの環境が変わる人も多くいるはずです。
気分が高まったり、反対に忙しさに追われて慌ただしい時期になると自然と車の運転にも影響が出てしまいます。

例えば、運転でよくあるのは速度の出し過ぎや無理な追越しなどで、交通事故のリスクをとる運転になりがちです。

運転は、ドライバーの心理的な部分が大きく影響するのでどのように毎日を過ごすかを考えて実践することも大事です。

 

最後に|車の運転はドライバーの安全意識が重要

車の運転をするのは人間ですから、ドライバーの性格や考え方が運転には大きく影響していきます。
見える景色や道路の状況に対して、自分の車が安全に走るためにすることを決める。
そのために、安全確認をしたり合図を出したり速度を調節したりする操作をしていきます。

運転をしている時に、情緒不安定であったり感情的になっていると、不安全な運転行動になることもあります。

いつも自分や他の交通に危険な状況を作らないような運転を、日々継続していきましょう。

私たちヒューマンダイナミクスでは、仕事で車を運転する方に向けて講習やセミナーを行っています。
ぜひご自身の運転チェックなども兼ねてご利用いただければ幸いです。