お知らせ/コラムNEWS / Column
安全運転
2022.10.19 (水)
車を動かすと、必ずやらなければいけない駐車。
この駐車をするときに、他の車にぶつけてしまう、他の障害物にぶつけてしまう事例が非常に多くあります。
実際に、私たちの安全運転研修のご依頼でも、駐車場での入庫や出庫、そして駐車場の敷地内での事故を減らすための研修のご依頼は多いです。
お取引のある約200の企業様のうち、およそ半分に当たる約100社の企業様は、この駐車場での事故対策に余念がありません。
多くのドライバーがしているつもりになっている安全確認のやり方、車の誘導方法、そして出庫時の注意点。
さらには駐車の練習方法について、今回のコラムで学べることができます。
目次
駐車場に入ったとき、とりあえず空いている駐車スペースを探す。
隣に車がいない場所、一方通行で進路が決まっているなら出口に近い方、建物の駐車場なら建物の入口に近い場所。
このように、どの場所に停めるかをまず考えるという経験はないでしょうか?
どの場所に停めるのも、もちろん大事です。少しでも入れやすい場所、降りてから歩く距離が短い場所の方がラク出し効率もいいですよね。
でも、実は、このどこに停めようかと同時に考えてほしいことがあります。
ほとんどのドライバーが、どこに停めようかの後に考えてしまいがちですが、この場所に停めるなら、どのように車を誘導すればいいのか、ということまで一緒に考えることです。
駐車場で大半の時間を費やすのは、駐車スペースに車を入庫すること。
つまり、停める場所を決めて入庫するまでが1セットになるので、あらかじめどこにどのように車を停めるかをイメージ
するかで、どこに注意をすればいいか、どこを見ておけばいいか、速度はどれくらいがいいか等、あらかじめ予測ができます。
予測ができるからこそ準備が整うのでミスをしにくくなります。
まずは駐車する場所はどんな場所がいいの? と思われたかもしれませんがご安心下さい。
私たちスタッフや、実際に研修を受講されているお客様の中で、もう何年も駐車場で安全に車を停めている方の声を紹介させていただきます。
ここに書かれているポイントを押さえて、実際に事故が減ってきたというお客様も数多くいらっしゃいまして
年間で駐車場事故が全体の事故の50%を占めていたのに、翌年20%まで減少した事例もあります。
まずは、車を停める場所を隅々までよく観察すること。
見るだけでなく観察する。
何か邪魔なものはないか。幅や長さは狭くないか。横に車が止まっているのかいないのか。
案外、パッと見るだけですぐに入庫する準備に入りがちですが、あえてしっかりと観察をすることで、気づきにくいものにも気づくことができます。
特に暗い時、雨や雪のように天候が悪い時、疲れている時や急いでいる時。
こういう時は、特に意識して観察をするのが大事です。この観察をすればするほど、どのように車を誘導させればいいかも
イメージしやすくなります。
駐車場所を決めて観察をすることで、車をどのように入庫させればいいのか、ある程度のイメージが湧きます。
このイメージを掴むには、ある程度の訓練が必要になるので、入庫場所を決めて観察をしたら、完璧である必要はないのでどんどんイメージをしていきましょう。
そして、まずはイメージした通りに車を動かしていきます。
初心者だと、このイメージが湧かないと思うので、最初は隣に乗ってもらって見てもらうのも効果的です。
まずはこのイメージを掴む、そしてイメージ通りに車を動かす感覚を、ぜひ研修で掴んでみましょう。初心者でも反復して練習をしますし、車の動かし方、後退時における車の特性(外輪差・内輪差)についてもしっかり理解できるようにサポートいたします。
駐車をしている最中は、車がどのように動いているかをよく観察することです。
●ぶつかりそうなところはないか。
●思い通りに車が動いているか
●速度は速くないか
●他の車が近づいてきていないか
●周りに人はいないか
自分の車の動きや、車庫の方だけを見ていると、このようなことに気づけません。
そして他のことに気づいても、焦らず急がす落ち着いてやることが大事です。
駐車場、駐車敷地内での事故が減れば・・・
1、会社全体の事故件数が大幅に減少する
2、周りをよく観察する、安全確認の精度が上がる
3、安全に運転をする意識が高まる
4、慌てず急がす慎重な運転が身につく
5、大幅なコスト削減になる
私たちヒューマンダイナミクスが行なっている安全運転研修。
特に駐車場での事故対策は、多くのお客様を担当させていただいた事例をもとに、事故をしやすいポイント、そして事故の原因を分析して研修を組み立てています。
そこに、お客様の運転を見た上で、必要な内容を組み込んでいきますので、個々に合わせた研修が実施できます。
駐車場での事故を1件でも減らしたいのでれば、ぜひこの機会にお問合せだけでもいかがでしょうか。
皆様からのご連絡をスタッフ一同お待ちしております。