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「もらい事故」は不可抗力なのか?

Column

2021.09.23 (木)


一見仕方がないように思える「もらい事故」

しかし、もらい事故をしょうがないで済ませていては何も改善されません。

自分が事故をもらわないための運転行動も大事な安全管理の1つになるのです。

「もらい事故」は不可抗力なのか?のイメージ

目次

研修講師として思うこと

企業ドライバーに求められているのは「安全な運転」「企業の一員として信頼に足る運転」であり、このような運転をするには交通ルールの遵守や危険予測、周囲への配慮や歩行者保護の意識等、様々な要素が求められます。

しかし、忘れてはならないのは、たとえ「もらい事故」であっても「企業ドライバーにはあってはならない」「企業としては避けたい」ということなのです。

 

日頃から研修を行っていると、受講者の皆様の中に一番強くあるのは「自分が企業ドライバーとして事故を起こさないようにする」ということであり、「事故をもらうことも防ぐ」という観点は、あまりないように見受けられるのが現状です。

企業側・経営側としては、社員様自らが原因となる事故同様、避けたいことだと思います。

 

本日は是非「もらい事故」について考えてみましょう!

 

「まずは自分が事故を起こさないように」と意識して運転することは素晴らしいと感じます。

企業ドライバーとして必須項目でもありますよね。

ですが、皆様の中に「もらい事故を防ぐ」という視点があまり強くないのは「不可抗力だから」「防ぎようがないから」という理由からではないでしょうか?

 

 

もらい事故を人のせいにしていませんか?

では最初に、なぜもらい事故があってはならないのか、今一度よく考えてみましょう。

一見、自分のせいではないので「仕方ない」と思われがちです。

ただ、事故をもらうということは「事故をもらったことにより予定が狂う」「お客様とのアポイントがなくなる」などのタイムロス。

「自分が怪我をする」「車に乗るのが怖くなる」などの肉体的・精神的な影響。

「車が損傷し、修理に出さなければいけない」などのコストの影響が(可能性として)あり得るのです。

これは、自らが事故を起こした時の影響とさほど変わりないのがお分かり頂けるでしょうか。

事故をもらったことで、社員様や企業様へのマイナスの影響がたくさんあるということなのです。

 

次に、もらい事故は果たして「不可抗力」なのでしょうか?

確かに、防ぎきれないものもありますので、皆様の「不可抗力」という考えもごもっともです。

しかし、そのままでいいのでしょうか?

私達の研修では交通事故やもらい事故などをゼロにする事は難しいですが、少なからず可能性を減らす努力や工夫をする事を教習や研修でお伝えをしております。

読者の皆様も工夫する努力によって、最大限もらい事故を減らす努力をして学んでいきましょう。

 

 

もらい事故を防ぐために必要な事

では、もらい事故を防ぐにはどうしたら良いのでしょうか?

そのカギを握る要素は「危険の予測」です。

どのような場面を危険と捉え、何に注意するのか?これはその時・その場の状況によって異なります。

だからこそ、研修を受講することで「その時・その場の状況を見て危険を予測する力を養う・強化する」ことが大切です。

皆様のお仕事のエリアとは違うかもしれません。

教習所へ来るのは遠いかもしれません。

このコロナ禍で気が進まないかもしれません。

しかし、いつもとは異なるエリアを走ることで、緊張感を持つことが出来たり自身の注意力や判断力を再確認出来ることも出来ます。

新しい気付きや発見が必ずあるはずです。

 

 

この記事を読んだ皆様へ

弊社の研修では、受講するご本人様が、安全意識を高く持った状態で運転をして頂けるように、「事故を起こさない運転とは、どのような運転か」をご理解頂ける研修を実施していることはもちろんです。

更にもらい事故を防ぐには、日頃からどのような運転行動を取れば良いのか、どのような視点が必要なのかもお伝えしています。

ぜひ、一度研修を受けに足をお運び下さい!

弊社のYou Tubeチャンネルには「危険予測動画」のリストがあります。

 

 

ほんの一部ですがよくある危険・インストラクター視点からの危険についてご紹介しています。

これも予測を実践する上では参考にして頂けると思います。

 

皆様のお越しをお待ちしております。

 

 

この記事を書いた人

研修講師

森田 彩(もりた ひかり)

 

私が心掛けている事は、運転研修でも人材教育でも、あくまでも講師は「こうしろ、ああしろ」と指図する立場にはならないようにするということです。

「どうしてこれをやる必要があるんでしょう?」「これをやるのとやらないのと、どう違うんでしょう?」と問いかけてみると、考え込んでしまう人もいます。

それだけ無意識で、感覚に頼る分野が運転では多いのだと思います。

だから、根拠を明確にして見える化することで意味あるものと分かるようにする。一段階深い理解や「えっ!そうだったんですね!」というお客様の気付きを引き出せるように努力しています。