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安全運転
2025.09.19 (金)
安全運転講習でよく見かける場面の一つに、「進路変更」があります。
車を運転していると、進路変更をする場面が本当にたくさんあります。
駐車車両をよける、曲がる時や停める時に左側へ寄せる、右に曲がるために右側に寄せたり、車線を変えたりする。これらすべて進路変更になります。
そしてこの進路変更をするときに、例えば駐車車両をよけるときの間隔が狭い場合などは、接触などの事故に繋がりやすくなります。
今回の記事では、安全かつ円滑に進路変更をするための具体的な方法について触れていきます。
ぜひ参考にしていただき、安全かつ余裕を持った進路変更をする習慣を身につけてください。
目次
運転が上手な人と、配慮が少ない人との進路変更のやり方の違いを見てみましょう。
これは、私たちの安全運転講習でよくある現象です。
違いは明白です。
運転操作は、どれだけ余裕を持って、余計な手間を省くことができるかが重要です。
車線を変更することも進路変更になります。
ここでは車線変更をするときの方法3つをご紹介します。
あらかじめ自分が入りたい車線を走っている車をミラーで確認しておきます。
どの位置を、どのくらいの速度で走っているのか、そしてどのタイミングで車線変更をすればいいかを、複数回確認して決めていきます。
変更できる安全な速度(そのままの速度、もしくは制限速度内で加速、または速度を落としながら)で車線変更をします。
どうしても自分が入りたい車線に、車が多い時もあります。
入れるタイミングを見つけようとしても無理な時もあります。
このような場面では、自分の車が車線変更をしたい意思を伝え、他の車に「入れてもらう」ようにします。
早めに車線変更をする合図を出すこと。そして合図を出したことで、入りたい車線の車がどのようになったかを観察すること。ここが重要なポイントです。
「入らせてくれる車を見つける」ことが、この場合でも円滑な車線変更に繋がります。
車線変更をする場合は、状況によってあらゆる方法があります。
変更する時の車のスピードをみても、そのままの速度で変更したり加速しながら変更したりします。
このような判断をするには、早めに状況を観察して適切な判断をすることが必要になります。
進路変更を安全かつ円滑に行なって、事故のリスクを減らしていきましょう。