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1回3カウントで効果絶大!必ず一時停止が習慣になる方法

安全運転

2025.06.03 (火)


一時停止をすることは分かっていても、徐行して通過してしまい違反切符を切られたことはないでしょうか。
狭い道でスピードを落として、「止まった方がいいかな」と思っていたにも関わらず進んでしまい、車のドラミラーをぶつけたしまった経験がある方はいないでしょうか。

参考までに、2024年の違反件数で一番多かったのが「一時不停止」です。
件数は約117万件で、この年の違反件数のうち22%(4件に1件)という結果が出ています。
一体なぜこれほどまでに一時不停止の違反が多いのでしょうか。

今回の記事では、一時不停止が多いと思われる理由、そして一時不停止が引き起こす交通事故について触れていきます。
この記事を読み、一時停止場所では確実に一時停止をすることを実行してください。

 

1回3カウントで効果絶大!必ず一時停止が習慣になる方法のイメージ

目次

一時停止を正確に行う方法とは

最初に効果的な方法をご紹介いたします。

それは、停止場所(停止線の手前、交差点の直前など)で、
① 確実に車のタイヤが停止したことを確認する
② ①のあとに「0(ゼロ)、1(イチ)2、(ニ)」と3カウント数える

特に②では、「1、2」と数えると完全に停止する前からカウントしたり、停止したかどうか分からないことも引き起こす可能性があります。

そのため、あえて「0(ゼロ)」と最初につけてカウントします。

そんな単純な方法? と思うかもしれませんが、運転中に行うものなのでシンプルな方が毎回できるので習慣にもなりやすいです。

では、そもそも一時不停止をするドライバーはなぜ多いのでしょうか。
考えられる原因をまとめてみました。

 

一時不停止になる理由とは

一時不停止になる理由①「止まったつもり」になっている

一時停止場所に気づいて、「わざと」止まらずに進もうとする人は、そう多くはないと思います。ドライバーも気づいています。それは停止する義務があるということは「何かしらの理由」があるからだと。
ではなぜ一時停止場所で止まらないドライバーが出てくるのでしょうか。
その一つに、「止まったつもり」であることが挙げられます。

自分では止まっているのです。でも実際にはタイヤがまだ動いている状態。
一時停止場所では、その名の通り確実にタイヤが停止することを指します。まずはタイヤが停止したかどうかを確認するのが重要です。

 

一時不停止になる理由② 交通量が少ない場面で油断する

深夜の田舎道に、信号がない交差点があったとします。信号がないかわりに片側の道路には一時停止義務があった場合、ドライバーの心理はどのような状態になるでしょうか。

「車が一台もいないし止まらなくても大丈夫ではないか」「警察もいないから違反で捕まることもないだろう」というように、自分なりの解釈で都合のいいように考えてしまう。

 

どうですか? 自分の胸に手を置いて考えてみてください。

こんな経験、今までにないでしょうか?

 

一時不停止になる理由③ 安全が確認できる場所で確認をする

これは一時停止場所にある停止線の位置で止まっても、左右の交通状況がよく見えないということから起こります。
本来は、一時停止場所で停止した後に、左右の交通状況が見える場所まで進み再度停止して確認することが安全です。

それと、最初から左右が見える場所まで進んでしまう。
その結果、本来停止するべき場所を超えてしまうということです。

一時不停止になる理由④ 止まることが正直「めんどくさい」

完全に自分都合の解釈にはなりますが、特に道が混んでいてノロノロ走った後や、急いでいて時間がない時など、停止することがめんどくさいと思うドライバーもいるようです。
しかも、他の車も完全に停止していないと、ついついつられて自分も停止しない場合もあるのではないでしょうか。

しかし、忘れてはいけないことは「自分都合の解釈で運転をすることよりも、交通ルールを守り事故を起こすリスクを取らない運転が重要」であるということです。

 

まとめ|一時停止場所が定められているには必ず理由がある

理由無くして、一時停止場所が設けられていることはありません。
例えばその場所では、出会い頭の事故が多いとか、いつ事故になってもおかしくない形状の交差点とか、必ず理由があるのです。

 

そして最も大事なことは、一時停止場所で停止できないでいると、本当に停止をしないと事故になりそうな状況で停止することができなくなる場合が必ず出てきます。
そのいっときの不停止が大きな事故を招く原因にだってなり得るのです。

 

今回の記事を読んでもうお気づきだと思います。
一時不停止は、やろうと思えば誰でもできます。でも停止していないのは、ほとんどがドライバーのやる意識と正確な操作が不十分と言わざるを得ません。
言い換えれば、いつも止まろうとすれば誰にでも「安全かつ確実な停止」ができるのです。

 

今からすぐにでも出来ます。
一時停止場所では、「0(ゼロ)、1(イチ)、2(ニ)」と数えてみましょう。