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安全運転
2024.09.11 (水)
事故を起こさない運転をしている人は、事故を起こさない運転を知っているだけでなく、行動に移して習慣にしています。
さらに、事故を起こさないために「やらないこと」を決めています。
例えば、良い悪いは別にして、運転中は音楽を聞かない、テレビはつけない、走りながらナビを見ない等。
重要なことは、自分がやらない運転を決めることで、必然とやることだけが残ります。
まずは、やることを決める前にやらないことを決めていきましょう。
目次
運転技術が良くても、運転に対する考え方が間違っていては危険です。
言い換えれば、運転技術が未熟だったり運転操作に慣れていなかったりしても、考え方が正しければ大きな事故には繋がりにくいと言えます。
・他の交通に対して危険な思いをさせたり、危険な状況を作らないようにする
・交通ルールを守ることに加え、他の交通に配慮や気遣いを忘れない
・自分だけの都合で運転をしない
上記のように、自分の安全に加えて他者の安全も考慮した考え方をすることが、とても重要なことです。
さて、次からは事故を起こさないために習慣にしたい行動をご紹介いたします。
習慣にするということは、繰り返し反復して無意識でも出来るようにすること。
当然時間もかかりますので、まずは決めたことをやっていきましょう。
事故を起こさない運転が安全運転なのか。交通ルールを守った運転が安全運転なのか。
安全運転とはそもそもどのような運転なのか。
これはズバリ「事故を起こさないための運転行動を続けること」と私たちか定義づけています。
事故を起こさない具体的な運転方法は多岐に渡ります。
まずは、安全運転がどのような運転かをあらためて再確認してみましょう。
急いでいるからスピードを出すとか、他の車が遅くてイライラするから荒い運転になるとか、自分の気分によって運転が変わってしまうのはよくありません。
イライラしている時や時間が無くて焦っている時など、特に思い出してください。
いつも安全運転をしていても、一時的にこのような運転をすれば、その瞬間に事故を起こすことだって考えられます。
いつ何が起きても不思議ではないので、常に冷静かつゆとりをもった運転をすることを身につけましょう。
制限速度で走っていても事故を起こすことがあります。
ならば、制限速度を超えて走ることは、もっと事故を起こす可能性があります。
周りの車が制限速度を超えていたとしても、どんなに道路が空いていたとしても、速度を出すということは自分で車を動かしているということ。
動くということは、事故を起こす可能性があるということ。
絶対に事故を起こさない運転ができる人はいないので、常に事故を起こす可能性があるのです。事故を起こす可能性を少しでも下げるために、速度を出しすぎるのは当然危険な行為なのです。
横断歩道付近にいる人を見たら、まずは「横断歩道を渡ってくるかもしれない」と自分が対応しなければいけないと思うようにすることが重要です。間違っても「自分の方が早く行けるから行ってしまおう」とか「横断歩道は渡らないだろう」というように、特に自分都合の思い込みは避けることです。
5つ目が一番大変かもしれません。でも、安全運転をするにはとても効果的です。
今日運転をするなら、走っている時や曲がる時、駐車車両を避けるときや車線変更をする時など、自分が今見ている状況や運転操作について、言葉に出して言ってみることです。
細かく言えれば言えるほど、自分の運転で意識していることが多いということになります。反対に言葉が少ないほど、あまり意識していないということになります。
毎日やっていると、どんどん言えることが増えていきます。
そしてある程度言えるようになったら、横に人を乗せて聞いてもらうと良いでしょう。
他の人からの感想を聞くことで、自分がよく意識していることや意識していないことが鮮明になります。
これを繰り返すことで、細かい部分にまで目が行き届き、運転の精度が上がっていきます。
運転席に座ってしまえば、ドライバー次第で運転は変わります。
事故を起こさない運転をする方法をいくら知っていても、やらなければ知らないのと同じです。
あなただけでなく、他の人の人生にも影響を及ぼす可能性がある運転。
自分と他人の安全は、あなたが握るハンドルにかかっているのです。
これを忘れずに、“安全運転”を習慣にすることを習慣にしてはいかがでしょうか。
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