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NEWS / Column

プロの指導から事故をしないための運転が学べる実践型安全運転研修

2022.12.08 (木)


日々、業務運転をしている社員さんの安全管理に尽力されているご担当者の方へ伝えたいプロ目線からの安全運転アプローチになります。

・業務運転での事故を減らしたいと思っている企業のご担当者様
・具体的に安全運転への取り組みを考えている、すでに実施されている企業のご担当者様
・研修をやった時だけでなく、研修効果を継続させたいと思っている企業のご担当者様

私たちヒューマンダイナミクスが行っている安全運転研修では、業務運転中の事故を減らすことを目的に、社員の方ひとり一人の運転や運転をする背景などをヒアリングしたうえで行っています。
担当講師は、全て教習所で新規免許取得者や企業様の研修を担当させていただいているプロの指導員になりますので、安心してお任せください。

今回のコラムでは、具体的にどこに視点をおいて、どのような研修を行っているかについて書いていきたいと思います。

 

プロの指導から事故をしないための運転が学べる実践型安全運転研修のイメージ

目次

業務運転での事故は、なぜなかなか減らないのか

1年間で1回だけ事故をしたとしても、人数が多ければかなりの事故件数になる

たった1回の社員さんの事故でも、人数が多ければ当然年間の事故件数は多くなります。
社員さんの目線で見れば「自分は1回だけ」と思ったとしても、会社から見れば1人の社員さんのたった1回の事故であっても防ぐ企業努力をしなければいけません。
なぜなら、件数を減らすことはもちろんですが、その1回の事故が取り返しのつかない大きな損害になることがあるからです。

しかし現実的には、事故をしないための運転指導や講習を、前もって会社として行うことは難しい。まして、具体的に何をしたらいいのか見えない。
このような声も企業のご担当者様の気持ちには少なからずあるのではないでしょうか。

 

会社の方針として安全対策に力を入れているが思うように減らない

・月1回の社内で研修を開いている
・ドライブレコーダーなどの機器を車に装着した
・事故を起こした社員さんは外部へ派遣している

各企業様ごとに独自の取り組みをされていることも聞きます。
どれも運転をする社員さんの安全運転をする必要性、運転チェック、そして運転の見直しなどをすることが可能です。

しかし、時には思うように減っていないと感じることもあるでしょう。
その時は一時的に結果が出ていても、継続する仕組みを構築しなければ事故件数を少ないまま推移させることは難しいのです。

 

事故防止につながる対処法はどんな方法があるのか

運転をする社員さんの「本来の運転」をしっかり把握する

人の心理として、車の横に上司が乗れば誰でも「ちゃんとした運転」をするものです。
このちゃんとした運転というのは、安全に運転をするのはもちろんですが、上司から見て「安心して乗れる運転」「いつも丁寧に運転しています」と思われる運転を指します。

ただ、運転をしている人には、必ず本来の運転の傾向や特徴があります。
この運転傾向を、本人に知ってもらうことがまずスタートになります。本人は、無意識に運転をしていることで気づいていない可能性もあるからです。

横に乗っていて本人の運転傾向や特徴に気づいたら、本人に知らせて同意を得ることがまずポイントになってきます。
つまり、自分の運転がどのような運転なのかをしっかりと把握することがとても重要です。

 

自分の運転を改善する必要があると納得してもらう

本来の運転を本人が納得したところで、事故につながる可能性がある部分を修正することが必要です。
ここでポイントになるのは、本人が自分の運転を把握していないと、修正をしたところでまた元の運転に戻りやすくなるので注意が必要です。

言われてみたら当然のことですね。
本人が納得していないのに、あれこれ指導や矯正をしても受け入れづらいですよね。

 

業務で運転をすること、安全に運転することへの自覚を再確認してもらう

頭では理解できていても、仕事中の運転ではいつの間にかどこかへ飛んでしまい、気がつけば自分よがりの運転になっていることも珍しくはありません。
これは誰にでも当てはまること。

業務で運転するとはどういうことなのか。仕事中の運転が疎かになることで、どのようなデメリットにつながるのかをしっかり定着させる。
その結果として、どんな状況でも同じような安全運転をする意識にすることが大事です。

 

ヒューマンダイナミクスが行う実践型安全運転研修とは

受ける人に必要な研修を提供する

人によって運転の頻度、経験年数なども違います。
単独で運転をしても安全なレベルにすることを目的に、ひとり一人に必要な研修をまずは作り上げていきます。
そのために必要な情報のヒアリングと、綿密なプログラムは必要不可欠になります。

 

どのような運転をいつもしているのかを観察し指導をしていく

例えば、前方に駐車車両があったとします。
その時の速度や前方の様子などから、必ず避けはじめるタイミングがあります。

なぜ今ここでハンドルを右に切ったのか。なぜアクセルを使っているのか。ひとつ一つの細かい動作から、その動作をした理由も踏まえて深く観察、確認をしていきます。
ただ無難にやり過ごせたからOKとするのではなく、安全に対処できた場合でも振り返りをしていきます。
こうすることで、今自分がやった運転が正しく安全に走らせるためにベストだったのだと認識することができます。

改善点を探すだけでなく、よくできている点も観察、確認をしていきます。

 

安全に運転するためのマインド面にも触れる研修

業務運転を安全に運転することが、会社にとっても個人にとってもどのような影響を及ぼすのか。
なぜ企業は安全対策に力を入れるのか。

例えば「事故のない運転をするために、周囲への配慮と自分流の運転はしない」と決めたとします。
本気でそう思って運転を継続することができれば、少しづつ今までの運転から変化をしていきます。

このような意識づけは、運転操作などのテクニカルを身につける前に土台として持つことが必要です。
この土台となる研修を行なっています。

 

研修の振り返りと次への課題がわかる報告書の提出

実車での研修では、研修報告書を作成いたします。
研修で実施した内容だけでなく、今後どのような運転が必要かというアドバイス。
そして引き続き取り組む必要がある課題は、その対策方法についても分かるようにしていきます。

補足
私たちがお客様先までご訪問させていただき、いつも使っている車でいつも走る場所をコース選定して行うことも可能です。

 

【まとめ】業務運転は、個々の自己管理が求められる

毎日運転をしている人は、自分の運転に改善点があるかどうか。そうそう意識することは少ないと思います。
ただ、仕事で車を使うのであれば、ぜひまずは自分の運転を振り返ることから始めてみませんか。
じっくりと時間をとって振り返ることだけでも「そういえば、あの時はこんな運転になっていたな」と思い出すことも多くあるかもしれません。

社員さんの業務運転が少しでも変化すれば、車を運転する社員さんが100名いるとしたら100倍運転が変わることになります。
車の運転を安全にすることから、本来の業務が安全かつ成果が出るように行なっていければ、今まで以上に強固な会社になれるはずです。

運転も仕事の一つとして捉え、企業と個人の安心安全をつくり素敵な未来を描いていける企業様がどんどん増えていくことが可能になると信じています。