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ビジネスマインド
2023.01.01 (日)
毎年4月になれば、新入社員が入社してきます。
どんな環境で育ち、どんな価値観を持って生きてきて、どんな気持ちを持って入社してくるのでしょうか。会社にとっても本当に楽しみであり、今の若い方の発想や未来には期待したいところでしょう。
ただ、入社する新入社員からすれば
・会社で通用するのか
・仕事って、具体的にはどんなことをするのだろう
・上司や先輩はどんな人なんだろう
期待と同時に、もしかしたら入社前の面接では決して見せなかった不安なども
あるかもしれません。
特に最近よく聞くのが、自分は何が強みなのか分からない。仕事に通用する得意分野が分からないという声です。そしてこの声は新入社員だけに限らず、勤めている社員からもよく聞く声でもあります。
今回のコラムでは【自分の強みをどうすれば見つけられて、しかも仕事に活かせるのか】という点について記事を書いていきます。
自分自身のスキルを武器に、仕事で成果を出したい人へ少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んだ時には、自分の強みが分かり具体的に何をしていけばいいか見えてくるはずです。
目次
自分の強みとは、他の人に比べて得意としていることや好きなこと。
つまり自分にとっての特別なことと思っていいのです。
ここで勘違いして欲しくないのは、決して仕事で使うスキルだけに限らずに、自分の好きなことや熱中できることでもいいという事です。
だから、人生には決して無駄なことはないのです。
このように考えると、自分の強みは誰しも必ずいくつかは持っているのではないでしょうか。
実は、今まで体験してきたこの「点」がある時点で、すでにあなたは強みを持っていることになるのです。
今までの体験で身につけてきた点があるにも関わらず、どうして強みとして感じていないのか。
これは本人が、その点そのものが「他の人と比べて強みになっている」と自覚していないことにあります。
むしろ「これは別に特別なことでもない」と思っていることが多いのです。
ただ、他の人から見ればあなたの得意なことや夢中になれることは、実は特別なことです。
それについて習いたい、知りたいとさえ思う人もいるということを覚えておきましょう。
つまり、必ずあなたの何かが他の人に役立つことがあるのです。
だからこそ、あなたが体験した点は多ければ多いほど、それは他の人から見れば強みとして見えています。そして点が多いほど線にもなりやすい。
つまり、あなたの強みを発揮する場が多くある、仕事でも成果が出やすい。人に貢献しやすいということになります。
年齢のせいにして諦めてしまう人がいます。
今の仕事が安定していると思ってやらない人がいます。
読む人によっては耳が痛い話かもしれませんが、実際にこのように思う人は多いです。
でも、今の現状を変えたいと少しでも思うなら、今からでも遅くはないのです。
実績がない。
特に人に誇れるスキルがない。
なければ作ればいい。作るために行動はしているかを自分に聞いてみましょう。
では自分の強みと呼べるものをどうやって作ればいいのか。
例えば、人の悩みに親身に相談に乗ることができる人は、とことん悩みを聞いてあげる。
具体的な解決策が出なかったとしても共感してあげる。同じ気持ちになってあげる。
結果的に、その人の悩みや不安が少しでも解消すれば、立派な強みと言えるでしょう。
例えば、事務処理が早い人は、毎日のデータ入力をミスなく素早く行う。そして、普段何を意識して事務処理をしているかを具体的に言語化してみる。
それが別の人にも通用すれば再現性があることが分かるので、十分に強みと言えるでしょう。
要は、自分の強みを今からでも作る本気度がまずは必要になるのです。
自分は何が出来るのか。
自分は何をしたいのか。
しっかりと自分と向き合うことで、本当に自分が何をしたいのかが見えてくることがあります。
もちろん一人でなくても構いません。信頼できる人から、自分の人柄やいいところ、得意な事や好きな事を聞いてもいいでしょう。
・職場の人
・友人
・一番大事な人
など最低5人くらいには聞いてみると良いです。
職場の人や友人、一番大事な人など、自分のことをよく知っている人もいれば、仕事上での付き合いしかない人もいるかもしれません。
でも、色々な状況で接している人からの声を聞くことで、客観的にあなたの強みが浮き彫りになります。
自分でもともと持っている強み、新しく実績として作った強み。
人から教えてもらった強み。
必ず人には良いところがあるように、人のためになる強みがあります。
この強みはあなただけのものであり、とても価値あるものです。
自分の強みとして認めてあげる。誇りを持ってあげる。
そして意図的に強みを発信していくことが、自分のスキルアップや成長にも繋がっていきます。
自分の強みを増やし、自分らしさを出していくことがこれからの社会には求められていきます。会社にいれば生涯安定という時代とはもう言えません。
これからは、会社にいたとしても自分の個の力を磨き、自分の人生を自分で切り開く時代に益々なっていきます。
あなたの強みが新しい時代を切り開くのです。